ここでは、居室内で既存のナースコールシステムを活用することは勿論、廊下などの居室外(建物内)で押しても電波が届く、ワイヤレス(無線式)コールボタンのお話をします。

 

お知らせルート①(青ルート)

見張り番Ⅱ 2014 設置例(アンテナ1本)

見張り番Ⅱ コールボタン等 設置例

見張り番Ⅱ ワイヤレスコールボタンNC5000TXPB.jpg

見張り番Ⅱ コールボタン

無線分岐ボックス

無線分岐ボックス(無線受信器とナースコール接続ボックスが一体化)

居室内では、ワイヤレスコールボタンを押すと、ベッド付近にあるナースコールの子機を差し込むコンセントに接続した「無線分岐ボックス」(無線受信器とナースコール接続ボックスを一体型)まで、電波が送信されます。

 

そして、アイホン製やケアコム製の現在お使いのナースコールシステムをそのまま活用して、寮母室・事務室などに設置してあるナースコールシステムの親機や連動したPHSにて、職員・スタッフにお知らせします。

 

ナースコールシステムの改良等は必要ありません。

 

親機やPHSにも通常のナースコール子機のボタンを押したのと同じお知らせをしますので、居室内のナースコールボタンが増えただけで他は変わりません。

 

また、図にありますナースコール子機を差し込むコンセントに設置した「無線分岐ボックス」は、送信機を3つまで登録できますので、コールボタンだけでなくエクセルエンジニアリング製のベッドセンサーやベッドサイドの床に敷くフロアセンサーのコードレスタイプとの併用もできます。

 

ナースコールボタンの増設だけでなく、ベッドからの転倒・転落対策も同時に可能です。

P1020326.jpg
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有料老人ホームにお住まいの方が個人でご購入されたケースでは、首からぶら下げるのではなく居室内の洗面台に置いていらっしゃいました。

 

また、ある方はベッド付近で倒れてしまい既設のナースコール子機ボタンを押そうとされたのですが、ベッド上の壁側で届かない所にあったために押せなかったんです。

 

結局、スタッフがお部屋に伺って、初めて転倒されたのがわかったらしいのです。

 

それで、ワイヤレスコールボタンを職員の方からご本人やご家族にご紹介頂き、テストご利用を経てご購入頂いて、居室内で首にぶらさげていらっしゃいます。

 

お持ち頂いている方にお聞きすると、“いざという時のための、安心なお守り”とおっしゃっていました。

 

 

 

コールボタンは電池の残量が少なくなってきたら、コールボタンからの信号を受けた際に無線分岐ボックスのLEDランプが点滅しますので、交換時期がわかります。

 

ただ、ボタンをお持ちの方は、それに気づかない場合があると思います。

 

ですので、定期的にLEDランプが点滅していないかを確認して下さい。

 

あるいは、ランプが点滅してなくても、定期的に電池交換を行って頂くのがいいと思います。

 

ちなみに、単5電池が2本です。

 

 

 

テストご利用の申し込みを頂く際に、居室のベッド付近のナースコールコンセントに差し込んでいるナースコール子機を左に回して抜いて、その断面を確認頂きたいのです。

 

おそらく、下記のナースコール参照図のどれかに当たると思いますので、「NC-10」といった具合におっしゃって下さい。

 

ちなみに、設置は3分もあれば終わります。

nurse-call.jpg

※ケアコム社製で「Well」シリーズのナースコールシステムをご使用の場合は、「Well用分配コンセント」が必要となります。

 

テストご利用では貸出可能ですが、ワイヤレスナースコールボタンをご購入の際はお客様の方でご用意をお願いいたします。

 

どの品番が良いかはお問合せ下さい。 

 

 

 

構成機器価格は、

コールボタン NC-5000TXPB   定価 25,000円(税別)

無線分岐ボックス   定価 33,000円(税別)

の、定価合計が58,000円(税別)となります。

 

 

 


お知らせルート②(青+赤ルート、あるいは赤ルートのみ)

 

お知らせルート①の居室内だけでなく、コールボタンを首からぶら下げたまま、居室外である廊下などの建物内を歩いてて具合が悪くなった際でも、ボタンを押したら職員・スタッフにお知らせできます。

 

居室外の建物内で首からぶら下げたコールボタンを押したら、据置型あるいはポータブル型受信機に無線で直接送信。

mihari1.jpg


mihari-portable.jpg

見張り番Ⅱ ポータブル型受信機

見張り番Ⅱ_受信機A.jpg

見張り番Ⅱ 据置型受信機

直接電波が届かない距離の場合は、建物内に中継機を設置し、それを通じて受信機に送信します。

見張り番Ⅱ_中継機A.jpg

見張り番Ⅱ 中継機

ですので、コールボタンを押す場所によって、お知らせルートが異なるんです。

 

居室内では、既存のナースコールシステムを通じてのお知らせ。

 

居室外の廊下や食堂などでは、据置型・ポータブル型受信機にてお知らせ。

 

 

 

コールボタン・無線分岐ボックス・中継機など構成機器は、配線工事が必要ない無線タイプ。

 

据置型受信機はコンセントから電源を取って、ポータブル型受信機は充電池で作動しますので、工事といっても中継機の設置及び電源確保ぐらい

 

 

 

ポータブル受信機は充電が無くなってくるとランプが表示したり、お知らせルート①でお話しました無線中継ボックスと同様に、ワイヤレスコールボタン(送信側)からの信号を受信時に電池が無くなってきたことを受信機でお知らせする機能があります。

 

 

 

弱点としては、「コールボタン」は、前ページの「ワイヤレスナースコールボタン」のように防水カバー付きがないですので、水気には気をつける必要があります。

 

また、据置型・ポータブル受信機にてナースコールをキャッチした場合“どなたが押したか”はわかりますが、“どこでボタンを押したのか”の場所まではわからないんです。

 

館内を捜索、ということになってしまいます。

 

ただ、動くエリアは人によってある程度決まっているでしょうから、それを把握しておけば捜す時間が短くできます。

 

 

 

居室内だけでなく、廊下や食堂など館内で具合が悪くなってもナースコールできるようにしたい方は、こちらがお奨めです!

 

 

構成機器価格は、お知らせルート①でお話ししました

コールボタン 定価 25,000円(税別)

無線分岐ボックス   定価 33,000円(税別)

の、定価合計が58,000円(税別)にプラスして、

 

お知らせルート②では、

据置型受信機  定価 53,000円(税別)

あるいは、 

ポータブル型受信機  定価 50,000円(税別)

 

あと、建物環境や距離に依りまして、中継機の適材箇所への設置も必要となります。

中継機  定価 33,000円(税別)

 

必要な中継機の台数や配置位置は、調査してみないとわかりません。

 

ですので、お知らせルート②も検討したい方は、伺って調査をさせて頂いた上でお見積りを提出いたします。

 

 

 

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