2部:徘徊検知システムの、「セミアクティブ方式」とは?

対象となる方にタグを持って頂く徘徊検知システムは、タグから電波が一定間隔で常時発信されていて、出入口に設置してある受信機が電波を受信すると職員にお知らせするものが一般的です。

 

こういったタグを、先ほど「アクティブ方式」とお話しました。

 

ただ、電波を常時発信するタグは、受信機の受信感度の調整といいますか、エリア設定が難しいんです。

 

 

 

例えば、タグから発する電波を受信する「受信機」を正面玄関の自動ドアと自動ドアの間の風除室に設置した場合、感度を強くしたら、タグをお持ちの方が建物から出ようとされるのではなくて、自動ドアの内側(ホールや廊下)付近を歩いている場合でも検知してしまうことがあります。

 

逆に、なるべく建物から出ようとされる場合だけ検知させるべく感度を弱くしたら、風除室内に検知できないエリアができてしまう恐れがあります。

 

ですので、設置させて頂く場合は検知できないエリアを無いように、どうしても若干強めの受信感度になってしまうんです。

 

 

 

セミアクティブ式徘徊検知システム 運用イメージ.jpg

          「セミアクティブ方式」の運用イメージ

 

 

ここでお話する徘徊検知システムは、検出範囲の正確性が高い“セミアクティブ方式”を採用。

 

“セミアクティブ方式”とは、

 

磁界を生成する「トリガーユニット」によって、「トリガーコイル」を四角形に敷いた場所に磁界が発生。

 

「ICタグ」をお持ちの方が磁界に入った時だけ、タグから電波を発信する方式です。

 

その電波は「受信アンテナ」にて受信され、「リーダー」を通じてアラーム・ランプなどで職員にお知らせします。

 

 

 

先ほど触れましたように、検知範囲の正確性が高い、しかも磁界(検知エリア)に入った時だけタグから電波が発信されますので、誤報的に検知することが極めて少ないことが高い信頼性に繋がっているのです。

 

 

 

元々、このシステムはマラソン大会でランナーのゼッケンにタグを装着して、何人もが同時にゴールするのを正確にタイム計測するのに使用しているものですから、いかに精度が高いか容易に想像できますよね!

 

ただ、この「セミアクティブ方式」でも完璧という訳ではないんです。

 

3つのデメリットをお伝えいたします。 

 

それは・・・

 

 

 

一つ目は、タグが金属に接していると検知しにくいこと。

 

但し、5mm離せば大丈夫!

 

歩行器や車椅子にタグを装着する場合には、金属のフレームから少し離れたところにすれば何ら問題ありません。

 

 

 

また、施設や病院ですと、一度にたくさんの洗いができる業務用洗濯機をお使いの場合が多いですよね?!

 

二つ目は、タグを忍ばせた衣類を業務用洗濯機で洗いますと、洗濯槽に当たっての損傷や乾燥機の高温で、使い物にならなくなること。

 

多少の防水性はありますが、洗濯する際には装着している衣服から外して頂く必要があります。

 

 

 

そして、最後の三つ目。

 

このシステムの最大のネック、やはり価格

 

ここでの“価格”は、機器費用と工事費用の両方という意味です。

 

上のイラスト図にありますように、磁場を発生させる「トリガーコイル」を天井から吊り下げるか、コンクリートやタイルなどの床に埋め込まなければなりません。

 

ゴムマットで挟んだものもあります。


ただ、玄関に敷くとなると、その上を車椅子や荷物を載せた台車が通ることがあります。

 

ですので、ダスキンなどのマットの下に敷いた方が良いです。

 

 

 

また、制御盤を壁などに設置して、中に「トリガーユニット」や「リーダー」を納める必要もあります。

 

タグの電波を受信する「アンテナ」も、壁や天井に設置しなければなりません。

 

 

 

徘徊される対象の方は、多くないですよね?!

 

そうなると、徘徊を検知するシステムは欲しいけど、少ない対象の方のために多くのお金を掛けれないと思いませんか?

 

ただ、今までお断りされていた方の受け入れが可能になります。




価格面であなたのご期待にお答えできないこと、ここ数年私を悩ましていました。


ところが、最近信頼性は変わらないのに、コンパクトかつコストを抑えたシステムが出来たのです!

 

待ち望んでいた甲斐がありました。

 

もう、「徘徊検知システムなんて、どれも一長一短」、なんて言いません!

 

詳しくは下の項目でお話します。

 

長らくお待たせしてすみませんでした。

 

 

 

あとは、「対象となる方に、タグをどうお持ち頂くのか?」、だけになりました! 

 

これはタグを使用する徘徊検知システムにとって、共通の課題。

 

対象となる方の習慣・好みなどをよくご存知であるあなたに、工夫をお願いしたいのです。

 

ご相談頂きましたら、私共も一緒に考えます!

 

 

 

徘徊される方を検知するシステムを導入されていない時は、職員の方々の目配り・気配りで未然に防げたりします。

 

しかし、導入されたらシステムに頼って、今までのような目配り・気配りができなくなると思います。

 

導入される限りは、信頼性があって故障しにくいシステムを導入する必要があります。

 

そのあたりも考慮した機器選定をして下さい。

 

 

 

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