1.ナースコール接続ケーブルの標準ラインナップが多い。

まずはナースコールシステムと連動させるために必要な、「ナースコール接続ケーブル」について話をいたします。


ほとんどの高齢者施設や病院のベッドにはナースコールが設置されています。高齢者施設・病院向けの離床センサーは、基本的には設置対象の方がベッドから起き上がったり、立ち上がろうとする際にセンサーがキャッチして、ナースコールのボタンを押したのと同様の信号を出して、ステーションに設置されているナースコールシステムの親機を通じて、職員にお知らせするものです。


また、ナースコールをPHSに転送するようにしているところでは、離床センサーのコールも同じように転送されますので、一旦ステーションに戻ってどのベッドからコールされているのかを確認せずに、直接設置したベッドに向かえます。





ナースコールメーカーはアイホンとケアコムの2社(松下もあったのですが、ケアコムが事業を引き継いだようです)なのですが、ベッドにて使用している子機の壁側のネジを左に回し、抜いて断面を見ると、2つ穴(2ピン)、3つ穴(3ピン)、4つ穴(4ピン)や5つ穴(5ピン)などの形状をしています。


ナースコール子機の断面形状が、離床センサーをナースコールに接続する上で重要なんです!


私どもが取り扱いしだした頃は、2つ穴(2ピン)くらいしか標準設定されていなくて、それ以外のほとんどはナースコールの子機を施設・病院からお預かりして、離床センサーのメーカーにて使えるように加工をしてもらっていました。


現在、有力なメーカーでは標準でラインナップしている端子形状がほとんどで、加工が必要な場合はわずかになっています。ここで、離床センサーメーカーの有力度合いがわかります。


確認された際にアイホンの4つ穴、ケアコムの4つ穴だった場合、注意が必要なんです!


まったく端子形状は同じなのに、ナースコールの機種によって接続ケーブルが異なったり、加工が必要だったりするんです。見分け方は各メーカーのカタログに載っています。


参考に、小さくて見にくいですが、下記のテクノスジャパンのナースコール参照図を見てください。標準でラインナップしている端子の形状が多いのがわかりますよね。また、先ほど触れましたアイホンの4つ穴、ケアコムの4つ穴の機種の見分け方も下の方に載っています。


テクノスジャパン ナースコール参照図




加工が必要な場合は、納期が遅くなります。導入後の追加は、急に必要になる場合が多いです。少しでも納期を短くするために、ご自分の施設・病院のナースコール子機の端子形状を確認して、購入を検討されているメーカーでは標準対応となっているのかを確認しておいて下さい。


標準対応となっていても、それで安心していてはいけません!メーカーによっては、ナースコール接続ケーブルを商品代金に含んでいたり、別途購入が必要だったりします。その上、ナースコール子機の端子形状で、接続ケーブルの価格が違う場合があり、ややこしいですので注意してください。


また、ナースコール子機に加工が必要な場合でも、加工代金が商品代金に含んでいたり、別途の場合だったりしますので、確認が必要です。

2.点検・修理対応がいい。

この点につきましては、導入した後、実際に点検や修理を依頼して初めてわかりますよね。後で「しまった!」と思っても、製品を他のメーカーに入れ替えるとなるとコストがかかりますので、対応が悪くても従来のメーカーに、費用が安くつく修理を依頼することになってしまうでしょう。





同じメーカーの同じ製品でも施設・病院での日常の使い方によって、修理を依頼される頻度がまちまちです。ほとんどご依頼のない施設・病院もあれば、よくご依頼される施設・病院もあります。導入されている離床センサーの数、設置対象となっている方の状態によっても違いますので、一概には言えません。


シーツ交換や掃除などでベッドを移動したりする時にひっかけてそのまま引っ張っての断線で修理を受けることが多いです。また、ベッド横の床に敷くタイプの離床センサーは、どうしても対象の方の目に触れやすいですので、今までなかったものがあると興味をお持ちになって、ケーブルを引っ張ってしまってしまうことでの断線もあります。


丁寧に取り扱えば、故障もなく、センサーマットの寿命も延びます。お使いになる職員の方の意識がウエイトを占めますので、業務が多忙とは思いますが、丁寧に取り扱って下さるようお願いいたします。






ところで、点検・修理って、どのメーカーもそんなに変わらないと思っていませんか?


メーカーによって対応が違うのです!


こちらから送る際の送料はかかりますが、だいたいメーカーでは点検は無料でしてもらえます。しかし、あるメーカーでは点検でも料金がかかると言われ驚きました。おまけに頼んでも、修理があがるまでの期間が長いのです。


いくつかの施設で、修理に1ヶ月くらいかかったとのことでかなり不満をお持ちでしたので、現在お使いの離床センサーと同じような役割をする他メーカーの製品をご提案いたし、テストご利用後に導入いただきました。


一部のお客様のご要望で、そのメーカーとは付き合いがあるのですが、お客様にお薦めしたくないのが本音です。ここではメーカー名の明言は避けておきます。どうしても聞きたい方は、ホームページの「問い合わせフォーム」よりお問い合わせください(笑)





離床センサーを必要だと言うことで設置されている訳ですから、点検・修理に要する期間が短いメーカーと付き合いたいですよね!普段、設置しているものがないと、職員の方は非常に不安なんです!


ですので、修理期間中に「代替器を貸してほしい」とのご要望があります。そのような場合にはメーカーにお願いして、本来は1週間とかの期間を無料で貸してもらえるテスト器を修理期間中貸してもらいます。メーカーとしてはそれだけテスト器をたくさん用意しているってことですよね。感謝です!購入前に、点検や修理が必要になった際には代替器を貸してもらえるのかを確認しておきましょう!


ただ、ここにおいても先ほど言いましたナースコール接続ケーブルが関係してくるんです。代替器を借りようとしても、ご自分の施設・病院のナースコール子機の端子形状が標準対応でナースコール接続ケーブルがあれば、すぐに送ってもらえます。


点検や故障にてメーカーに送る場合は、基本的には加工したナースコール子機も含めて離床センサーのセットごと送る方がいいです。もしかしたら故障と思われている部分以外が原因で故障となっている場合があります。そうなるとせっかく直って戻ってきたはずなのに、いざ設置するとうまく作動しないということがあり、もう一度送らないといけないはめになります。


しかし、ナースコール子機を加工してナースコールシステムに接続している場合、子機も点検に出してしまうと、いくら代替器を借りることができたとしても離床センサーは使えません。


ですので、施設・病院で他に同じメーカーの離床センサーがあれば、点検・修理が必要な離床センサーの加工済みナースコール子機と正常に動作する離床センサーを接続して、正常に動作するかを確認して下さい。


もし、正常に動作すれば、離床センサーが故障であると特定ができます。センサーのセットのみをメーカーに送付すればよいのですので、代替器を送付してもらって施設・病院にて使用できます。





弊社で取引させてもらっているメーカーでは、エクセルエンジニアリングは特に対応が早いです。また、テクノスジャパンも対応がよく、おまけに点検報告書にて、どこが悪くてどのような修理をしないといけないかをきちんと報告してくれますので安心です。

3.離床センサーに対して、知識が豊富な販売店と付き合う。

メーカー選びとは関係ないのですが、これも重要なんです。


有力なメーカーは施設・病院に直接ほとんど販売しません。例え、ホームページから価格を問い合わせても定価を言われるか、販売店や販売会社を紹介されます。メーカーは開発の方が多いです。もちろん営業の方はいますが、基本は販売店・販売会社の開拓と販売店へのフォローが中心です。


1社しか扱っていない販売店・販売会社では、どのメーカーがいいのか?どの製品がいいのか?などがわかりません。同じような用途の離床センサーでも複数メーカーのを把握しておいて、お客様にきちんと比較して説明できる販売店と付き合いましょう!


また、医療機器の商社なども離床センサーを扱っておりますが、普段扱っている医療機器が何十万、何百万円、何千万円ですから、何万円の離床センサーには重きを置いていません。ですので、故障などへの対応がよくなくて、弊社から製品納入や修理対応をさせて頂くことになったケースがあります。





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