A.無線式 録画装置一体型 街頭防犯カメラ 誕生の背景

 

地区や自治会が、公共道路や公園などの街頭に防犯カメラを設置する場合、課題となる一つに「録画装置をどこに設置するか!」です。


地域会館や公民館など地域の建物の壁面や、敷地内にポールを建柱して、防犯カメラを設置するのであれば、録画装置を建物内の鍵がかかる部屋に設置して、そこまで防犯カメラから配線をすることで映像を記録することができます。


また、地域の建物と防犯カメラを設置する箇所までの距離が短い場合も、関西電力やNTTの電柱を活用して防犯カメラの映像送信と電源供給のケーブルを配線してきて、録画する方法もあります。

 

しかし、防犯カメラ設置箇所が地域の建物から離れている場合や地域内に点在している場合、電柱を活用して配線する方法では工事費用が嵩張ります。

 

しかも、電柱の使用料である共架料、場合によって配線するために1度だけですが、設備を持っている会社(例えば、ケーブルテレビ会社)に設備使用料も支払わなければならない可能性があり、設置費用負担が大きくなってきます。

 

どこに設置する場合でも、防犯カメラ設置箇所付近に録画装置を設置するのが得策です。

 

 

 

①設置箇所 現地完結型 カメラ3・4台 でお話したように、ポールを建てて、防犯カメラも、録画装置が収納されたキャビネットも設置する方法があります。

 

この方法は、歩道や道路へのポール建柱の許可を出してもらえるかは、自治体によって異なります。

 

ですので、設置をご検討の場合は早い段階で具体的な検討箇所が分かる資料を持参の上、自治体の道路管理をされている部署等に確認しておく必要があります。

 

ある程度話が進んだ後に確認して、ポールの建柱を認められず、再度設置場所の検討からやり直すことになりかねません。

 

私の経験でも、市道へのポール建柱や防犯カメラ・録画装置を入れるキャビネットの設置許可をもらえた自治体があれば、もらえなかった自治体もあります。

 

営利目的の民間企業でなく、設置者及び申請者が地区・自治会であっても。

 

道路上へのポール建柱の許可がもらえなかった地区では、設置したい箇所の近くに街灯柱や公園があり、それらを監理をしている部署や事務所に相談して許可をもらえましたので、大幅に変更せずに済みました。

 

 

 

但し、電柱には、基本的に防犯カメラしか設置許可が出ません。

基本的にと申し上げたのは、防犯カメラと録画装置がひとつの入れ物に入っている、いわば“一体型”であれば、防犯カメラとして設置(共架)の許可を出してもらえます。

 

電柱は「1電柱 1共架」なんです。

 

つまり、1本の電柱に1台の機器しか設置できないのです。

 

そういった背景で、この数年、街頭に設置する防犯カメラは、録画装置と一体になったタイプが増えています。

 

一般的な録画装置であるデジタルレコーダの記録媒体は、パソコンなどに使われているハードディスクドライブ(HDD)ですが、“一体型” 街頭防犯カメラはSDカードが主流。

 

しかも、記録した映像を観ようとしたら、録画装置一体型防犯カメラにケーブルを差し込んでモニターで観るか、SDカードを抜き取りパソコンに差し込まなければなりません。

 

 

 

また、電柱に設置する場合、基本的に地面から4.5m以上の高さに設置しなければなりません。

 

録画された映像を観ようとしたら、防犯カメラを設置した高さまで上らないといけません。

 

4.5mの高さとなりますと、地区や自治会の方がハシゴで上るには大変危険。

 

地区や自治会で管理することがかなり困難です!

 

そうなると、SDカードの抜き出しを設置した業者にやってもらわなければなりません。

 

作業をしてもらうには作業員が2人行くことになり、一般的に作業費がかかってきます。

 

抜き出しの度に作業費がかかってきますと、段々と活用されなくなるのではと危惧しました。

 

そういった背景があり、電柱などに上らずに地区や自治会の皆様で管理できる、無線で録画映像を抽出できる、“無線式”の録画装置一体型の街頭防犯カメラが世の中に出てきたのです。

B.無線式 録画装置一体型 街頭防犯カメラ 設置事例1

大阪府堺市では、96ある小学校単位で構成されている校区自治連合会に対して、街頭に防犯カメラを設置される際にトータルで最大10台、機器代や工事費用合計金額の90%、防犯カメラ1台につき最大35万円まで補助金を助成してもらえる制度があります。

 

2012年10月にその制度を活用して、ある校区内の4ヵ所に「無線式 録画装置一体型 街頭防犯カメラ」を設置させて頂きました。(当時は1台につき、最大45万円まで助成してもらえました)

 

4箇所中3箇所が関西電力の電柱、あとに1箇所が地域会館敷地内の電気引込柱です。

 

 

 

当時の録画装置一体型 街頭防犯カメラは、SDカードなどの記録媒体を抜くタイプばかり。

 

 

電柱に設置した場合、いざ警察からの録画映像の照会があり、記録媒体を抜き出さないといけなくなった際に色々問題が起こると思っていました。

 

電柱は電力会社の講習を受けて認定を受けた人でないと上れません。

 

しかも、関西電力の指導で4.5m以上の高さに設置しなければなりません。

 

必然的に設置業者が対応することとなります。

 

何度も、となりますと、無償で対応することができません。

 

「その費用はどうするのか?」という問題。

 

また、要請を頂いてもすぐに駆けつけることができるとは限りません。

 

解決するには、無線で録画した映像を抽出する“無線式”だと思い、懇意にしているメーカーに製作してもらいました。

五箇荘東 会館前 設置事例1
五箇荘東 会館前 設置事例2

こちらの校区は広く、しかも設置箇所が点在したために、地域会館に4ヵ所の防犯カメラの映像を電柱などを活用して配線し録画を集約することは、最初に断念して頂きました。

 

堺市では、市道上に防犯カメラ設置のために、ポールを新設することは認められません。

 

また、市が監理する街路灯柱にも、設置が認めてもらえません。

 

ですので、地域会館に電気を引き込む柱や電柱を活用する=防犯カメラと録画装置が“一体型”のものを設置する、という選択肢しか残されていませんでした。

 

しかも、「無線式」の録画装置一体型 街頭防犯カメラですと、閲覧ソフトを入れたノートパソコンを防犯カメラの下に持って行き、無線で録画した映像を取り込んで観れます。

 

 

 

・普段は撮り溜めしておいて、点検や警察からの記録映像照会以外は観ないというプライバシーに配慮した運用

 

・事件があったなど、いざという時に安全に記録映像の確認ができる

 

ということで、住民の方々の賛同を得たとおっしゃっていました。

五箇荘東 小学校南 設置事例3
五箇荘東 小学校南 設置事例4

「無線式」ですので、雨の日に記録映像の照会に来られた警察官が、「車の中から観れるから便利やな」と、おっしゃってたそうです。

 

雨が降っていなくても、夏や冬でも便利ですよね?!

 

 

 

防犯カメラはデジタルカメラを使用していますので、輪郭がシャープでキレイです。

 

設置箇所が街頭ですので、走る自転車・バイク・自動車も撮影することを考慮して、1秒あたり5コマで録画。

 

記録媒体は32GBのUSBメモリなのですが、2週間ほど保存できています。

 

きちんと録画できていなかったり、カメラからの映像信号が録画装置に着ていない場合は赤ランプが点灯するようになっていて、下から視認できます。

 

また、カーナビゲーションで活用されているGPS衛星からの信号を受信して、定期的に録画装置の時計を時刻補正しています。

 

 

 

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C.無線式 録画機能一体型 街頭防犯カメラ 設置事例2・3・4 &
電柱に「録画装置一体型 街頭防犯カメラ」を設置する際の機種選定 5つのポイント

設置事例2

 

2015年3月に、大阪府堺市内の自治会に設置させて頂きました。


当時の町会長さんが街頭防犯カメラを設置したいけど、どこに依頼したら良いのか充てが無く。

 

電柱への設置をお考えでしたので、インターネットで弊社のホームページをご覧頂き、「無線式で録画機能一体型の防犯カメラが良いな。この会社なら任せられそう!」ということで、ご連絡頂いたそうです。

 

 


ご希望の撮影エリアは古墳正面の前にある道路。

 

景観や街灯柱の強度などで想定していたエリアへの設置が難しく、最終的には少し離れた関西電力の電柱しか設置できる場所がなかったのです。


防犯カメラの設置箇所と撮影エリアに距離がありますから、いざという時には録画映像を拡大して観る必要があります。


そうなると、従来のアナログカメラである40万画素(※)程度では、拡大したら観れたものではないですので、200万画素(2メガピクセル)の防犯カメラ搭載の機種をご提案し、了解を頂きました。


※画素:デジタル画像を構成する、色情報を持つ最小単位の点。    

     英語のピクセル(pixel)のこと。    

     ですので、100万画素以上のカメラを、メガピクセルカメラと呼んでいます。    

     デジタルカメラの画素数は、CCDやCMOSといった撮像素子の数を表しています。    

     この撮像素子はカメラのレンズから入った光をデジタル信号に変換する部品で、素子の数が多いほ 

     ど、画素の数も多くなります。    

     同じ大きさの画像であれば、画素数が多いほど密度が高くなり、精細な画像が得られます。


     (ASCII.jpデジタル用語辞典を元に加筆しております)

「安視ん君」設置例.jpg
P1030687.jpg

今回設置させて頂いた機種は、防犯カメラが200万画素と高画質ですので、記録容量を食います。

 

ですので、記録媒体であるSDカードは、128GBの容量が大きいのを採用しました。



電柱に設置する際、機種選定に欠かせないポイントは、私は5つあると思っています。

 

 

まず、1つ目はカメラについて


電柱に設置する場合だけでなく、道路など街頭に設置される場合に言えることですが。


ご予算が許せば、40万画素程度のアナログカメラ搭載のより、100万画素以上の所謂“メガピクセル”カメラ搭載の機種を選択して下さい。

 

最近は200万画素で、フルハイビジョンサイズでの録画が可能な機種も増えてきています。

 

映像の輪郭がシャープになりますので、いざ事件や事故が起きた際、ナンバープレートなどの文字・数字や顔が認識しやすいです。

 

設置をご検討される時は「犯罪の抑止効果」を狙っていても、いざ事件や事故や起きたら、車やバイクのナンバープレートや人物の特長がより分かりたいものです。



2つ目は、録画設定について


録画は1秒当たり最低4コマ以上、かつ1週間以上を確保しつつ、なるべく録画サイズを大きく設定して下さい。


今回の機種は、ご家庭でご覧になっているテレビでお馴染みの、フルハイビジョンサイズ(1920X1080)にて録画しています。


ですので、録画映像内の一部分を拡大しても観れます。


また、録画設定に見合った容量の記録媒体を選んで下さい。

 

従来の40万画素程度のアナログカメラでしたら、記録媒体であるSDカードは32GBが一般的で1〜2週間程度録画できます。


32GBから上の容量はSDカードの規格が変わり、対応できない機種が多かったんです!


最近ではカメラの高画質化に伴い128GBまで対応の機種が多いですので、高画質な映像を長期間録画することが可能となりました。

 

SDカード以外にSSDなどを記録媒体に使用している機種もあります。

 

 

 

映像を圧縮して録画するのですが、同じ容量の記録媒体を使用しても、機種によって圧縮方式が異なったりして録画できる時間が違いますので、メーカーに確認を取る必要があります。

 

機種によっては画質を落とし、しかも画像サイズを小さくして録画しないと、1週間録画できないことがありますのでご注意を。




3つ目は、“無線”で録画映像が抜き出せること。


記録媒体抜出式の録画装置一体型の街頭防犯カメラでは、録画映像を観る際は


①カメラにモニターを接続して、リモコンで操作

②記録媒体はSDカードがほとんどなのですが、抜き出してパソコンにて録画した映像を観る


必要があります。

街頭に防犯カメラを設置する場合、公道では4.5m以上、歩道で2.5m以上の高さに設置する必要があります。


しかし、関西電力だと歩道でも4.5m以上に設置する旨の指導がありました。


4.5mの高さに上って、SDカードを抜き出すのは極めて危険です。


“無線式”だと、記録媒体を抜き出さないで、設定を行ったノートパソコンを設置箇所の下に持って行くことで録画の映像が観れますし、雨の日や暑い日は車の中から観ることもあります。



録画映像を観たり、警察が必要な時間帯の録画映像をコピーして持って帰るのに使用するノートパソコンは、「防犯カメラ専用」にして自治会・地区にて施錠できる場所に保管頂いています。


「自治会で元々所有しているノートパソコンを使えないのか」と、お問合せを頂くことがあります。


普段は、回覧板や会計報告書などの作成に使われているようです。

確かにウィンドウズ7以上が入っていれば使えます。

しかし、町会長や地区長などの管理者、防犯担当の方以外は、使用しないようにした方がいいと思います。


今までのところ、全ての自治会・地区でそうして頂いています。

 

 

 

4つ目は“ランプ表示”。

 
普段きちんと録画ができていれば、赤ランプが点灯している。

ランプが点灯していなかったら正常に動作している、とか。

 

機種によって様々ですが、要は“正常に動作している時”と、録画できていないなどの“異常時”がランプ表示で分かることが大事なんです。


設置に懸念される方に配慮して、警察の要請や点検以外は映像を観ないようにしている自治会・地区がほとんど。


また、役員が毎年全員入れ替わる自治会が結構多いですので、録画映像の再生方法などの引き継ぎも年々難しくなります。


「正常作動時のランプ表示は○○で、△△になっていたら故障ということなので、設置した業者に連絡して下さい」とだけでしたら、あなたの自治会や地区でも引き継ぎができると思いませんか?

事例2の機種では、通常はランプが消えており、異常が発生するとオレンジのランプが点滅します。ランプは一体型街頭防犯カメラの下付近に行って、見上げると確認できます。

 

動作状態がランプなどで下から見て分からなければ、自治会・地区の方にとって動作確認が面倒ですし、それを代々の役員に引き継ぐことは難しいと思います。

 

しかも、警察が録画映像の照会に来られて、初めて故障していて録画できていなかったことが判明しては、せっかく設置したのに勿体ないですよね?!




5つ目は、自動で録画装置の時刻補正ができること。


設置事例1・2・3・5共に、カーナビゲーションなどに搭載している“GPS”アンテナが付属しています。

カーナビゲーションでは自分の車の現在位置を知るために、GPS衛星から電波を受信しています。


しかし、街頭防犯カメラの場合は同じ衛星から時刻に関するデータを定期的に受信し、録画装置の時計を時刻補正して、正確な時刻を維持します。


インターネットに繋いでいない、あるいはGPSなどの時刻補正機器を内蔵していないと、どうしても録画装置の時刻は狂ってきます。


屋内より気温変化が大きい屋外に設置しますので、尚更大きく狂いやすいです。

ひどい機種だと年に1時間とか。


ですので、2,3ヵ月に1度くらいの頻度で、きちんと録画できているかを確認される際に、録画装置の時刻補正を行って頂く必要があります。


この点も、代々役員さんで引き継ぐのは難しいかと思います。


この機能は便利です!

 

 

 

設置事例3

P1040847.jpg

この写真は、2016年12月に、奈良県橿原市の自治会に5箇所設置させて頂いたものです。

 

事例2でご紹介した機種のマイナーチェンジ版です。

 

底の緑ランプが点灯していますが、それが正常動作の証。

 

点滅や消灯していたら、何か不具合を起こしています。

 

ですので、定期的にランプの状態をチェック頂いております。

 

 

 

設置から半年ぐらい経過して、1箇所ランプが消えているとの連絡が。

 

ノートパソコンで確認して頂いたら、録画は問題なくされているとのことで一安心。

 

原因はLEDランプの初期不良。

 

保証内ですので無償交換して、その後は正常に動作しています。

 

 

 

今回設置させて頂いた頂いた箇所以外にも、防犯カメラが各所に設置されています。

 

このホームページの「①現地完結型(録画装置も設置)カメラ3・4台」の最初の事例と似た感じです。

 

ご協力頂ける御宅などの敷地内の壁に録画装置を収納したキャビネットを設置。

 

近くの電柱などに防犯カメラを設置して、そこまで配線。

 

そうなりますと、録画装置を設置させてもらえる場所ありきとなり、本当に設置したいポイントに防犯カメラを配置しずらかったとのことでした。

 

しかも、防犯カメラやレコーダが正常に作動しているのかが、キャビネットの外から分からなくて。

 

ご担当者がモニターを現場に持っていき、キャビネットの扉を開けてレコーダに繋げて確認されています。

 

弊社のホームページをご覧になって、“無線式”録画機能一体型 街頭防犯カメラのことをご存じになり、設置事例の資料送付、役員会でのご説明から始まり、最終的に弊社にて設置させて頂きました。

 

自治会内での事件・事故の場所、逃走経路を鑑みて、設置したい箇所に設置できました。

 

その証拠に警察からの映像照会が一気に増えたとおっしゃっています。

 

 

 

“無線式”録画機能一体型 街頭防犯カメラの機種選定において、こちらの自治会が特に重視されていたのは、『録画データのノートパソコンへのダウンロード(映像抽出)時間』。

 

 

ご提案させて頂いた機種は、録画映像1時間分を約2分で映像抽出できます。

 

それが他社が提案されていた機種より短時間でしたので、それが決めてとなりました。

 

 

 

また、話が脱線してしまいました!

 

この写真でお話したかったことは、現在関西電力やNTTでは、先ほどの大阪府堺市の設置事例2みたいに、「防犯カメラ作動中」の看板・プレートの電柱への直接設置が認められないんです。

 

 

 

防犯カメラに固定して飛ばなければいいみたいです。

 

ですので、カメラの側面に「防犯カメラ作動中」と「設置者」を記したシールを両サイドに貼りました。

 

もちろん、奈良の関西電力に了承を頂いていますよ!

 

 

 

設置事例4

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この写真は、2017年3月に大阪府泉南市の自治会に4箇所設置させて頂いたものです。

 

最初から電柱への設置を想定して、“無線式”の録画装置一体型 防犯カメラでの提案をご希望されました。

 

設置事例2・3と同じ“無線式”の録画機能一体型ですが、ご予算の兼ね合いで200万画素ではなく130万画素のカメラになりました。

 

この機種は動作確認ランプが下から見える場所に無かったり、時刻補正ができません。

 

映像は単独で観る分には充分キレイですよ!

 

自治会の役員の方に130万画素と200万画素の録画映像を観て頂いた上で、納得して決定されました。

 

“無線式”録画機能一体型 街頭防犯カメラを設置したいけど、予算が200万画素の機種まで無い場合にお薦めです。

 

大阪の関西電力・NTTではカメラと“一体”なら「防犯カメラ作動中」看板を設置しても別途費用がかかりませんし、写真のようにシールでも認めてもらえます。

 

 

 

最後に、電柱への設置に関わらず、道路・公園など屋外に防犯カメラを設置する際、付近の照度を確保して下さい。

 

昼間は綺麗に録画できても、夜間となると高画質な防犯カメラでも自転車・バイク・車など動くものが綺麗に映りにくくなります。

 

照度が不足しているようでしたら、防犯灯を追加するなどして下さい。




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D.無線式 録画機能一体型 街頭防犯カメラ 設置事例5(関西電力柱に突き出し・槍り出し金具、アームを設置)

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上の項目Cのところにてご紹介しております設置事例2のように、以前は関西電力の電柱に直付けできたのですが、現在の施工基準では電柱表面から30cm以上離す必要があり、かつ1m以内となっています。

 

ですから、この設置事例5では関電柱に長さ60cmの槍り出し金具(アーム)を設置し、そこに無線式 録画機能一体型 街頭防犯カメラを取り付けています。

 

防犯カメラを取り付けた仕上がり高さが30cm以下は、今まで同様1,400円(税抜)/箇所・本・円です。

それが30cm超過60cm以下になりますと、2,600円(税抜)/箇所・本・円になりました。

 

ですので、サイズが小ぶりなタイプを自治会様にご提案し、承諾頂きました。

P1060662 (2).jpg

E.無線式 録画機能一体型 街頭防犯カメラ 設置事例6・7(NTT柱・関西電力柱に2方向タイプ設置)

基本的に電柱へのカメラ設置は1電柱1共架となりますので、一方向しか撮影することができません。

 

しかし、従来より一回り大きい筐体にカメラ・録画装置・無線機器を2セット収納することで、例えば北向きと南向きという具合に二方向撮影でき、1機器として電柱への共架が許可されています。

20201028_110413 (003).jpg
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まずは、関西電力柱への設置事例。

事例5と同様に、やり出し60cmを取付。

そこにぶら下げる格好で設置し、電柱から30cm以上の間隔をキープ。

 

それぞれのカメラに接続した無線を切り替えて、リアルタイム映像や録画映像を観ます。

 

点滅していたら録画動作にしていない、SDカードの不具合で録画できないなど何らかの要因で正常に動作していないのですが、この機種は動作表示ランプが1つですのでどっちのカメラ側なのかが分かりません。

 

ですので、録画映像抽出用に自治会・町会様に用意して頂き、無線設定したノートパソコンやタブレットにて繋いでみて確認します。

 

一方向カメラでも結局は同様のことを行いますので、気にする必要はないかと思います。

 

 

 

こちらは、NTTの電柱に二方向タイプの無線式 録画機能付き街頭防犯カメラを設置した事例です。

20200114_102124.jpg
20200114_102100 (2).jpg

NTTの方は電柱に直接設置できますので、上の写真のようになります。

 

筐体のドーム部分が透明でなくスモークになっているので、どこに向けて撮影しているのかが下からよく見ないと分からなくていいです。

 

 

 

関西電力柱へ街頭防犯カメラの共架申請する際、以前は関西電力本体でした。

ご担当者に電話で非公式に設置が可能かが問い合わせさせて頂くことができ、本申請時には書類を持参し打ち合わせをさせて頂くことができました。

 

しかし、今は関西電力送配電という子会社に窓口が替わり、事前に非公式に設置の可否をお聞きすることができなくなり、本申請の前に事前協議書を提出して共架の可否を検討頂く必要があります。

しかも郵送のみでの受付。

 

今年の年明けに事前協議書を提出した分が共架不可の回答で届き、慌てて自治会様と打ち合わせし、設置候補の電柱を変更して再提出したことがありました。

 

市から助成金を頂いての街頭防犯カメラ設置でしたので、3月末の年度内に引渡しできるか焦りましたがギリギリ間に合ったことがありました。

 

ですので、関西電力柱への共架を進められる際には早め早めに動いてください。

 

 

 

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